美容外科では目や鼻などのパーツの修正ができるだけでなく、おでこや顎を美しく整えることも可能です。特に卵型の額は美人を作りますが、クリニックではヒアルロン酸注入などによって額を丸くします。

ヒアルロン酸は3日から7日で吸収されていくため、少量ずつ様子を見ながら注射をし、形を確認しながら完成させます。その他、額にシリコンプロテーゼを入れる輪郭形成手術もあります。また美容外科では、シャープな顎の小顔美人も目指せます。頬と顎から余分な脂肪を吸引する方法と、腹部や太ももから脂肪を採取して、顎の先端部に入れる方法とがあります。頬に余分な脂肪がある場合は、口腔内から切開を行って脂肪を取り除くことも可能です。

逆に頬骨の下がこけているケースでは、他から採取した脂肪を注入して、卵型のラインに近づけます。いずれの場合も担当医が事前に写真画像を撮り、精密なコンピューターシミュレーションを行ってから手術計画を立てます。

近年、美容外科手術は手軽なものとなり、結果的に一般化していると考えられます。二重まぶたの整形なども同様で、日帰り手術なども可能で、同僚などにも気付かれにくいため人気となっています。

しかし、病気でもないのに顔にメスを入れるというのはもちろん抵抗があるでしょうし、怖いと思う方も当然いるのではないでしょうか。そのような美容外科手術を行う前に必ず行われるのがカウンセリングです。

どのようなコンプレックスがあり、どのような顔になりたい、その変化としては劇的に変わる方がいいのか、それともナチュラルな仕上がりが良いのか、様々な悩みに関して経験から有益なアドバイスをもらうことができます。

フェイスラインが気になる方は、エラやアゴを削るといった大掛かりな手術となるため、その要望は細かく伝えておくことで、後から問題が発生しにくくなります。このように様々な悩みを解決して美人にしてくれる可能性のある美容外科手術ですが、そのメリット、デメリットをしっかり聞いた上で行うようにしましょう。