従来の美容外科では、外科用の糸を利用して皮膚を引き上げる手法で、リフトアップを行ってきました。この方法では、先端にトゲのある専用の糸を皮膚の内部に入れて、全体を引き上げます。

皮膚を切り取ることはないため安全ですが、長期にわたって効果が持続しないという欠点があります。しかし最先端の技術では高密度の超音波を照射して、皮膚の深部にある表在性筋膜を引き上げることが可能です。この施術はウルセラシステムと呼ばれ、特に加齢に伴い表在性筋膜が弱った肌に有効です。

1回30分の施術で終了し、ダウンタイムもありません。目元の小じわや首周りのしわにも効果的です。特徴としては、施術後およそ2か月の間に少しずつリフトアップしていくため、身体に負担もなく、周囲に気付かれる心配がありません。

リフトアップによってほうれい線などが薄くなると、若さに溢れた美人に近づきます。ただしこの治療が行える美容外科は、まだ限られています。